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学習療育として今日の活動は、「探してみよう、数えてみよう」をしました。
学習療育とは、脳機能の訓練です。機械を使った学習をすることもありますが、目をたくさん使う場合はプリントを使ってトレーニングします。
学習療育で向上の期待できる能力は、記憶力、集中力の向上です。
また、運動療育との大きな違いとして、「机に座る」という社会生活で不可欠なスキルも身につけることができます。
これは、様々なイラストがランダムに並んでいるプリントをよく見て、指定されたイラストを探し出し、数を数えるというものです。
机に向かって座ることはもちろん、記憶力、集中力を要し根気のいる作業です。
まずは練習です。
子どもたちには裏返しのプリントを渡します。
「よーいスタートと言ったら、プリントを表にめくって、女の子の数を数えてください。」と、プリントをめくる動作をしながら説明しました。
そしていよいよ実際に練習です。
「よーい、スタート!!」
子どもたちは一斉にプリントをめくり、女の子を探します。
1人での作業が難しい子どもには、職員が横で見守りともに楽しみながら作業をしました。
全員が作業を終えた後、答え合わせをします。
問題の答え、女の子の数は20人です。
「20人!」と答える子どもが多いなか、「14人!」と答える子どももいました。
間違えた子どもは「オーマイガー」と明るく言い、場が盛り上がりました。
そして次は本番です。
ドラえもん、炭二郎、ミニオンズがランダムに並んだプリントを、練習と同様裏返しで渡します。
「よーいスタートと言ったら、プリントを表にめくって、ミニオンズの数を数えてください。」
実は、この問題にはひっかけがあります。
とても小さいミニオンズが1つ隠れているのです。職員も見逃してしまうようなひっかけを用意していました。
それでも、子どもたちはしっかりと見ていました。
見事、全員が正解でした。
この作業では、子どもたちの関心を惹くため、子どもたちに人気のキャラクターのイラストを用いてプリントを作成しました。
普段あまり活動に参加しない子が興味を持ち参加した半面、飽きたのか離席してしまう子どももいました。
実際にやってみて、子どもたちの興味関心を惹くため活動の内容や時間配分、メリハリ等工夫が必要なことがわかりました。
反省点を次に活かし、より質の良い活動を展開していきたいと考えます。
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